2017年4月4日 / 最終更新日 : 2017年4月5日 ignis 2016年 No.130 rìː 画 題:rìː 制作年:2016年12月1日 大きさ:340mm×340mm(縦×横) 支持体:椛合板4mm(パネル仕様13mm) ——画像をクリック(タップ)すると拡大します—— コンセプト:この鳥の種類はモズです。モズと言えば速贄(はやにえ・捕らえた獲物を木の枝などに突き刺す行為)が有名です。一般的に鳥類全般の象徴として「死と再生」があります。 「消灯した電球(死)の点灯(再生)を願うモズが、生け贄を行う」といった意味合いで、転じて、再生を願う心を表します。ここで言う再生は自然のことです。 電球をよく見ると、玉が切れているわけではなく、ただスイッチが切れているだけです。しかしそんなことはモズには分かりません。つまり、自然再生の希望はまだあると言うことです。 タイトル「rìː」は、recycleとかのreで、「再び」を表します。 裏面の表記: サイン、画題、制作年
2017年4月4日 / 最終更新日 : 2017年5月30日 ignis 2016年 No.129 川の流れの未来には 画 題:川の流れの未来には(かわのながれのみらいには) 英語表記:In the future of the river flow 制作年:2016年10月21日 大きさ:1167mm×910mm(縦×横)(F50) 支持体:椛合板3mm(パネル仕様26mm) ——画像をクリック(タップ)すると拡大します—— コンセプト:人間の生み出した廃棄物も、動物にとっては自然の一部。命を縮める危険物や毒物であろうと動物には分からない。人間の勝手気ままを受け入れるしかないのだ。しかし加害者であるはずの人間もまた動物の一種であるのは皮肉である。 さて、明るく開けた未来を迎える鍵は何であろうか? その鍵はひとつだけではないはずだ。我々は深く考えなければならない…。 (川に打ち棄てられた椅子は、万物の頂点に立つはずの人間の座。フクロウは未来を憂(うれ)えているのだろうか?) 裏面の表記: サイン、画題、制作年
2017年4月4日 / 最終更新日 : 2017年4月5日 ignis 2016年 No.128 黒猫様_2 画 題:黒猫様_2(くろねこさま_2) 制作年:2016年7月23日 大きさ:340mm×340mm(縦×横) 支持体:椛合板3mm(パネル仕様15mm) ——画像をクリック(タップ)すると拡大します—— 裏面の表記: サイン、画題、制作年
2017年4月4日 / 最終更新日 : 2017年10月16日 ignis ・コンテスト No.127 草海原の未来には 画 題:草海原の未来には(くさうなばらのみらいには) ・公募「日本の絵画2016」入選 ・第43回「東京展」優秀賞 制作年:2016年7月15日 大きさ:1167mm×1167mm(縦×横)(S50) 支持体:シナ合板4mm(パネル仕様27mm) ——画像をクリック(タップ)すると拡大します—— コンセプト:人間の生み出した廃棄物も、動物にとっては自然の一部。命を縮める危険物や毒物であろうと動物には分からない。人間の勝手気ままを受け入れるしかないのだ。しかし加害者であるはずの人間もまた動物の一種であるのは皮肉である。 さて、明るく開けた未来を迎える鍵は何であろうか? その鍵はひとつだけではないはずだ。我々は深く考えなければならない…。 (草原(くさはら)は荒海。長椅子は船。子供は無邪気に爪を研ぎ、父親は問題ないとばかりに寝入っている。母親は心配げな顔をふと向ける。) 裏面の表記: サイン、画題、制作年
2017年4月4日 / 最終更新日 : 2021年4月14日 ignis ・流転シリーズ No.126 流転_12 画 題:流転_12(るてん_12) 制作年:2016年3月31日 大きさ:190mm×280mm×40mm(縦×横×奥行き、最大) 支持体:メープル22mm厚、真鍮 ——画像をクリック(タップ)すると拡大します—— 繁栄と豊穣を象徴するザクロ。 しかし万物はとどまり無く移り変わってゆくものであり、永遠に続くことなど決してない。 人生を謳歌していた人間の末路、ドクロを見れば分かるだろう。 それが分かっていながらも、運命に抗うように「ハタガネ」で押さえ付けている。 しかし万物はとどまり無く移り変わってゆく……。 裏面の表記: サイン、画題、制作年