No.149 水の記憶:1


 

 

画 題:水の記憶:1(みずのきおく:1)
英語表記:Memory on water: 1
制作年:2019年3月4日
大きさ
910mm×1167mm(縦×横)(F50)
支持体:シナ合板4mm(パネル仕様28mm)
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コンセプト: 一般的に油彩・水彩・版画などは基底材に色材をのせることで表現します。一方、この作品に使用のウッドバーニング(焼き絵)技法は木材を高熱にさらし、焦げあとの濃淡で表現します。つまりは基底材を少しずつ「焼き取り」ながら描くわけです。製材された木材とは言え、「樹木の年輪には宇宙の記憶がレコード(記録)されている」とのコンセプトを元に、記憶を画像として炙り出しています。
          ◆
 本作はシナ合板を使用しています。伐採以前は「榀(シナ)の木」として大地に根を張っていたわけで、その当時の水に関する記憶を再現しました。「木自身に満ちていた水の記憶」、あるいは「遙か彼方の水源の記憶」なのかもしれません。いずれにしても豊かな水量を考えると、心の洗われるような光景が広がっているのは間違いないところです。——が、はたしてこの木が生えていた土地は、今現在も記憶のままの環境が保たれているのでしょうか?
 我われ人間の役割は、美しい自然の記憶を、果てることなく更新させ続けることなのです。

裏面の表記
サイン、画題、制作年

No.148 秋の声

      
画 題:秋の声(あきのこえ)
制作年:2019年1月3日

大きさ:1000mm×420mm(縦×横)
支持体:シナ合板3mm(パネル仕様23mm)
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コンセプト:「秋の声」は俳句の季語で、自然のもたらす風やせせらぎ、葉擦れの音、鳥や虫の声などを表現し、
また具体的な音に限らず、“心の中に響く秋の気配”も内包します。
秋の夜のもの悲しい雰囲気、そして画中から聞こえる音色を、あなたの心で感じ取ってください。

裏面の表記
サイン、画題、制作年

No.147 Self-Portrait

画 題:Self-Portrait
制作年:2018年12月14日

大きさ:260mm×200mm(縦×横)
支持体:シナ無垢材15mm
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裏面の表記
サイン、画題、制作年
 

No.146 そして冬へ

 

 

画 題:そして冬へ(そしてふゆへ)
制作年:2018年10月20日

大きさ:910mm×910mm(縦×横)(S30)
支持体:シナ合板4mm(パネル仕様28mm)
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裏面の表記
サイン、画題、制作年

No.145 境界線上の白百合の花

  
  
画 題:境界線上の白百合の花(きょうかいせんじょうのしらゆりのはな)
制作年:2018年8月22日

大きさ:1167mm×1167mm(縦×横)(S50)
支持体:シナ合板3mm(パネル仕様27mm)
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境界線に張り巡らされたネットとロープ。
支柱のパイプを突き抜けて白百合(しらゆり)が咲き誇る。
鍵が意味するのは受粉を助ける媒介者。
巣張りを放棄した黄金(こがね)蜘蛛がネットへ張り付き、獲物を静かに待っている。
境界線のあちらとこちら、白百合の奪い合いが始まった。
双方が鍵を手に受粉を試みるが、蜘蛛の妨害に為す術もない。
鍵山の潰れた金属片では、もはや媒介役は不可能だ。
鍵の残骸は増える一方だが、互いに諦めるふうもなく、攻撃の手は緩まりそうにない。
はたして美しい白百合の花は、どちら側が手にすることになるのだろうか?
そもそも〝白百合の花〟とは、人々にとっていかなる意味を持つのだろうか……」

裏面の表記
サイン、画題、制作年